ご 挨 拶

高齢者を抱える家族に愛の手を

 平成12年、夫が経営する「医仁堂」佐々木鍼灸指圧治療院に併設して、本社を立ち上げました。 高齢者の介護はもちろんのこと、その介護を支えている家族が愛情を保ちつつ、余裕のある介護が出来る環境を作り出してあげたいという想いからでした。
 私自身、平成7年に88才の義母を看取りました。 介護は7年続き、認知症も患っていた母は、隣家の赤いポストを火事と思い消防署に電話したり、夜中にエアコンの室外機を飛び越え徘徊した事もありました。 また、排便困難の母を夫が抱き上げる体勢で排便させ、その後始末を私がしておりました。
  しかし夫が入院することになったため、私が夫の代わりに母を抱きかかえ、私の代わりに小学生の娘が後始末をしてくれるようになりました。いやがりもせず手助けをしてくれた娘に、深い感謝の思いで胸が一杯になりました。
  しかし一人暮らしの高齢者、あるいは高齢者世帯で、いわゆる老老介護になっている家庭はどうなるのだろうか?また家族がいても仕事に追われているご夫婦の場合はどうなるのだろうか?と考えはじめるようにもなったのです。
 そこで平成12年に介護保険がスタートした際、第1回目の介護支援専門員(ケアマネジャー)の試験を受けることにしました。その後試験に合格し、夫と協力者の理解を得て、会社を立ち上げる決意をしたのでした。

                                                   代表取締役  佐々木澄子